認知症と歯科における口腔ケア
2024年4月28日
高齢化が進む現代社会において認知症はさまざまな分野で深刻な問題として浮上しています。
認知症の進行、認識障害により自らの状態を理解しにくい場合があるので病気があっても痛みを訴えない場合も多くみられます。
また言語障害により、お口のなかにトラブルがあってもなかなか本人が症状をうまく伝えられないという面も多くみられます。
近年では歯周病と認知症の進行に関係がみられたり、口腔清掃の不備は肺炎の原因になったりも言われていますので
しっかりと歯科治療をすることが難しくて、お口のクリーニングをするだけになったとしても意味はあると思っています。
通院が難しくても、往診による口腔ケアという選択肢もありますので何かありましたらご相談いただければと思います。
院長 天田