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義歯の使用でタンパク質の摂取量に違い

2023年10月22日

タンパク質は、人体の15〜20%を占めるものです。ご存じの通りタンパク質は筋肉や臓器を構成するため、全年齢においてとても重要な要素です。特に高齢者におけるタンパク質の低摂取は問題となります。タンパク質の低摂取は筋肉量の低下につながるため、フレイルやサルコペニアのリスクを高めるのです。

研究では、74歳以上の高齢者およそ2,000人を対象とした横断調査により、歯が20本以上ある人と比べて、0~9本の人で補綴装置を使っていない人では、1日の摂取エネルギーあたりのタンパク質摂取量が2.3%低いことも示されました。しかし、同じく歯数0〜9本の人でも、補綴装置を使っている人ではタンパク質の摂取量低下が0.5%と、8割ほど小さくなることが明らかになりました。

 

研究の結論

本研究から、多くの歯を失った高齢者において、義歯・ブリッジ・インプラントなどの補綴装置を使用することにより、歯の喪失によるタンパク質の摂取量の低下を防ぐことができる可能性が示唆されました。

研究の意義

歯の喪失は、高齢者において有病率の高い健康問題の一つであり、さまざまな疾患・障害の発生につながる可能性があります。歯の喪失は不可逆的な状態ではありますが、義歯やブリッジ・インプラントなどを用いた適切な歯科補綴治療を受けることによって、栄養状態の改善および低栄養状態に起因するさまざまな健康問題を未然に防げる可能性があります。

参考文献

東北大学プレスリリース「歯が少ない人でも、入れ歯を使っていれば、タンパク質の摂取低下は小さい」
 
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