咬む力と認知症予防
2021年8月22日
認知症とは、脳細胞の働きが悪くなり、様々な障害が起こって生活に支障が出てくる状態をいいます。
厚生労働省によると、2025年には高齢者の約5人に1人が認知症になると予測されています。
「咬む」という動きは、顎を動かす筋肉によって行われます。
筋肉が動くことによって、ポンプのような働きで血液が頭部に送り込まれます。
頭部への血流がよくなることで、血管内の老廃物の除去と栄養補給が促されて、認知症の予防になると言われています。
つまり、よく噛めないとお食事が取れないばかりか、脳への血流も悪くなり認知症のリスクが高まります。
歯を失ったり、虫歯や歯周病を悪化させないためにも、ぜひ歯科医院での定期検診や早期受診をおススメしております。
歯を失っても被せものや入れ歯、インプラントなどで咬む力を補うこともできます。
健康的に年齢を重ねるためにも、ぜひ歯科医院を身近な存在にしていただけたらと思います。
お困りの際はお気軽にご相談いただければと思います。
みどり市 天田デンタルクリニック
院長 天田朋宏